この夏、3年の任期を終え、特派員ライターを卒業しました。
3年半ほど前に、特派員ライターをしていた友人の藤田さんを通して、
広報紙「しあわせの輪」を知りました。
現在6歳と4歳の娘たちは、当時3歳と1歳。
「おもしろそうだけど・・・、育児しながらできるかな?」
と思いましたが、
「『もっと北九州や福岡の良いところを見たいし、好きになりたい』って
言ってたでしょ。福岡のよいところが、たくさん発見できるよ」
という藤田さんの言葉が決め手になり、応募しました。
私は東北出身で、大学・就職と東京で過ごし、夫の転勤で
台湾・ドイツと7年駐在を経て、北九州に来ました。
自分はいろいろな場所に適応できると思っていましたが、
環境先進国でありバリアフリー社会のドイツを経験した後の
日本生活は、予想外に辛いものでした。
日本語で何でも通じるし、マンションの1階にはコンビニがあり、
駅まで徒歩2分という便利な環境。
でも、子連れで出かけるのは大変。街は騒音にあふれ、犯罪が多く、
マナーも悪いし、ゴミが多い―。正直、そんな風に感じていました。
どんな環境にも長所と短所がある。
「よい環境にするのは、自分の工夫と努力次第」
と思っていたので、そう感じてしまう自分に落ち込んでいました。
広報紙の取材を通して、問題意識を志の源にして、前向きに活動
している多くの人達と出会いました。
たくさんの方からプラスのエネルギーを注いでいただき、自分の中の不満が
問題意識に変わり、志へと転換してきました。
特派員ライターは卒業しましたが、私はこれからも書くことを通して伝えていきたいと
思います。
私1人の力は本当に小さい。でも、大きな志を持って活動をしている人達のことを。
ニュースで毎日報道される悲惨な事件。だから、私は希望を持てる出来事を。
ワイドショーでは、有名人のゴシップや人の批判ばかり。そうではなく、市井の人の
頑張っている姿や、謙虚で毅然とした精神を。
一人一人が自分らしく輝ける、いろいろな立場の人を認められる社会になれるよう。
読んだ人が、ちょっとでも前に進めるような、愛・元気・希望・勇気がこもった記事を
書いていけたら・・・と思っています。
以前の私は、思っていても恥ずかしくてこんなこと宣言できませんでした。
たくさんの方からいただいた力です。
本当にありがとうございました。