もしもし・・・
先月「しあわせの輪」のここに人ありの取材で、チャイルドライン『もしもしキモチ』 事務局長の
三宅さんにお会いしました。
お孫さんが2人いらっしゃるそうですが、明るくてパワーがあって
笑顔の素敵な"おかあさん”でした。
チャイルドラインは子ども達の悩みや言いたいことをじっくりと聞く、
子どものための専用電話です。
三宅さんは子ども劇場の運営に長い期間携わってこられました。
子ども達の育ちにいい環境をと、活動をされていましたが、子ども劇場
だけでは解決できないいろいろな問題を抱えた子ども達が出てきたことを
感じていました。
チャイルドラインはイギリスで始まりましたが、その活動をとらえて
世田谷のボランティア協会が活動を始めたそうです。
子ども劇場のセンターニュースで情報をキャッチしていた三宅さんも、
福岡でも何とかその活動をと考えていました。
ひとつの団体だけでこの活動をしていくのは無理があると思った
三宅さんは、いろんな専門家をつなぎながら市民が一緒になって
やっていくのが一番いいと考えました。
12~3年前、ネットワークで子どもの育ちを考える大きな集会を
開催した時に知り合った方々に相談し、ほとんどの方が紹介で集い
チャイルドライン『もしもしキモチ』 が立ち上がりました。
役員は専門家が半分以上、市民活動家、デザイナーなど多様な人が集っています。
他のチャイルドラインと違うのは、メールも受け付けていることです。
メールは危険性もはらんでいて、安易にできるものではありません。
『もしもしキモチメール』 として受付をしています。
そのための研修や、メールをする時に注意をする専門のツールを持っています。
積み重ねたノウハウがあるのです。
もちろん、通常の電話の受け手であるキャッチャーも専門の研究者が
養成講座の担当をし育てています。
若いキャッチャーもたくさん育っていて、若い感性で子ども達に共感し
真摯に辛抱強く対応していることに、頭が下がるそうです。
キャッチャー、キャッチャーを支えるサポーター、スーパーバイザーと
三層での体制がきちんと組まれて、子ども達からの電話を待っています。
昨年入ってきた電話は2019件。そのうち約6割が無言電話です。
チャイルドラインにとっての無言は、ものすごく意味のあるものです。
子ども達が電話を切らない限りキャッチャーから切ることはありません。
ここなら聞いてもらえるかもしれないと、子ども達が話し出すのを待っています。
三宅さんが目指すのは、今は週に1回のラインをもっと広げることです。
そして、今はフリーダイヤルの日は月に1回ですが、子ども達に電話料金の
負担をさせないようにフリーダイヤルを進めていきたいということです。
チャイルドライン『もしもしキモチ』 ではいつでも会員を募っています。
子ども達を取り巻く環境に何かしたいけど…と思われていたら、このような
活動を会員になることで支援することもできます。
今年も5月5日から5月11日まで、全国的キャンペーンで全国の子どもを
対象にしたフリーダイヤルキャンペーンが行われています。
「こどもの日チャイルドライン」全国キャンペーンは今年で8回目だそうです。
話すことで心が少しでも軽くなったり、深刻な状況から救われることを願っています。
そしてなにより、私達大人が心に余裕を持って、子どもが何か発信したい時は
手を止めて聞いてあげなければ。
三宅さんに改めて言われて、私も反省しきりです。。。

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